21世紀最強の武器ではない話

映画、テレビドラマ、漫画などのなかでは現実世界と同じく色々な武器があるがその中でもっとも弱いのは何か…というが素手で熊を倒せる時点で最早、武器がなくても強いものは強いということになってしまうし、武器ではないバットやゴルフクラブ、タライなどでもかなりの危険度はある。強いほうは作者のさじ加減1つでどうとでもなるので除外する…となると派手か、地味かが問題になるかと思われる。ここで私が最も地味な武器として推すのはヌンチャクである。
 
映画スターを例に挙げると…

ブルースリーがヌンチャクを振り回す→ものすごく強い
キアヌリーブスがヌンチャクを振り回す→期待感はある 
マコーレカルキンがヌンチャクを振り回す→弱そうなだけでなく、なんか不安になってしまう
 
ブルースリーがヌンチャク無しで戦う→やっぱりものすごく強い
キアヌリーブスがヌンチャク無しで戦う→ヌンチャクありより強そう
マコーレカルキンがヌンチャク無しで戦う→弱そうなだけでなく、なんか不安になってしまうがヌンチャクありよりはマシっぽい

と主人公キャラクターにとってのヌンチャクは割りとどうでもいい存在であるのではないだろうか。

主人公キャラクターがあんまり戦闘能力を持たないタイプの悪の親玉を倒すときにパンチや拳銃などの一撃はカッコよかったりするが、ヌンチャクの滅多打ちだとただのリンチに見えてしまう…


逆に拳銃を持たすと…
ブルースリーが拳銃をもつ→鬼に金棒に近いし、ほとんど使う必要すらない
キアヌリーブスが拳銃をもつ→問題なくストーリー進行
マコーレカルキンが拳銃をもつ→本格的に不安に…警察呼ぶか?

となってしまう…

また、ヌンチャクは馬の上やバイクなどで使いにくく、宇宙人とかに通用しそうにない感じがある点や、魔力などのファンタジー系もやりにくそうな面も大きい。(切れたはずのヌンチャクの鎖が魔力で元通りにってものすごく地味。あと、魔剣、聖剣はともかく魔ヌンチャク、聖ヌンチャクは語感が悪すぎる)

次回はブーメランはなぜバトル漫画で疎遠かを…

というか大してガッとこないまま長文になってやんの